韓国で就職した時は反日感情に苦労。それを踏まえアドバイス。

韓国で就職したKさんに苦労話とアドバイスをお聞きしました。
韓国で苦労したこと
大韓民国ソウルで仕事をしていた経験があるのですが、
苦労したことは、日本人とは仕事に対する姿勢が少し違う点です。
日本人なら仕事のためには残業をして当たり前、
仕事の後の飲み会は、女性が上司や男性に対してお酌をして当たり前といった文化がありますが、
韓国では年功序列が日本より強く、儒教の国のせいか「目上の言う事は絶対」です。
仕事の指示も、目上の命令が絶対、職場では上司や社長がデスクに座るまで
新人や目下の者は立って待たされたりもしました。
上司が会社の飲み会で「飲め!」と言えば、
下の立場の者はお酒を強制的に飲むといった場面も何度も見ました。
また、日本から来たというだけで「反日感情」を
仕事の際に持ち込むようなクライアントも居ました。
「日本人だからなぁ」「日本人は仕事できねぇなぁ」などと言われたこともあります。
日本人が海外で働くという事は、相手の国との相性も重要だという事が判りました。
また、言葉の面でも韓国に働きに行く前に5年ほど韓国語を勉強していましたが、
それでもまだ語学力が不足しており、現地で働きながら韓国語を習得しました。
これから韓国で働く人にアドバイス
これから海外で働く人に向けてのアドバイスは、
なるべくお金の価値が高い地域で働くことをお勧めします。
日本よりお金の価値が低い国で働いて、
もしそのあとに日本に帰ってきて暮らす事になっても生活が大変になります。
(私の韓国時代の月収は日本円で約9万円でした。)
それから一番大切なのは、
外国人労働者を快く受け入れている国か、
反日感情のある国ではないかと言う事です。
私は韓国で働きましたが、
日本人と言うだけで差別されたり、嫌がらせをさせられた事もあります。
私たち日本人が、普段日本で働く場合、
日本人の私たちが日本人だというだけで差別をされる事はほとんどないかと思いますが、
「日本人」というだけで差別をされる可能性がある国が世界には存在しています。
海外で働く場合には、語学力ややる気はもちろん大切ですが、
日本と自分が働きたい国との関係や過去の歴史なども学んでから海外で働く事をお勧めします。
日本から仕事の応募をして、
実際に現地に行ったら仕事内容や契約内容が違ったという事の無いように、
事前に会社の評価などを調べる事も大切です。
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以上、「韓国で就職した時は反日感情に苦労。それを踏まえアドバイス。」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月10日
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