ニュージーランドで就職した時の苦労と、今後働く人へのアドバイス

ニュージーランドで就職したSさんに苦労話とアドバイスをお聞きしました。
ニュージーランドで苦労したこと
海外で就職する際に大変だったことは、
就労ビザをサポートしてくれる会社を探すことでした。
最近は失業率が高く、現地の人を雇わずに外国人を雇う理由を
会社側が移民局に申請書を提出しなければならないことが義務付けられていました。
こういった理由から日本人を雇ってくれるほとんどは、観光業に携わっている会社でした。
私が面接に行った会社は、
募集10人のところに200人の応募があり、3回もの面接がありました。
自分の自慢できるポイントをグループ面接で聞かれ、
英語で答えるのに四苦八苦した覚えがあります。
採用された後も、
会議や営業成績などのレポート提出などもすべて英語で行われたので、
第2外国語でスムースに仕事が行えるように、
自分の英語力を鍛えるのと同時に仕事での成績も残さないといけない状況でした。
語学力で仕事の成績が現地の人に劣らないように、
自分の語学力を高め維持していくことに体力を使いました。
会社の役員たちと食事をする機会もたびたびあって、
仕事だけではなく日常会話も「Yes」や「No」だけの返答でなく、
ジョークも交えながらの相手の会話に返事をしなければいけない状況には苦労しました。
日本と違って、会話をしながら仕事をすることも多く、
どんな状況にも対応できる語学力が必要だと痛感しました。
これからニュージーランドで働く人へのアドバイス
日本を発つ前に語学力を高めておくことに越したことはありません。
教科書に載っているような言い回しでは中々会話も弾みませんから、
ジョークや口語なども知っておくと便利です。
また、現地で就職する際、現地の学校や大学を卒業していると有利に働くように思いました。
現地の学校に通っていたということで、
どれくらいの語学力があるのかを判断する材料にもなるそうです。
時間とお金に余裕があれば現地の学校で学ぶこともお勧めします。
最近は、就労ビザの申請条件が難しくなっているので、
就職情報誌などでは外国人をサポートしてくれる会社を見つけることは厳しいかもしれません。
募集をかけられていなくても履歴書を送ってみるなど、
数十社くらいあたってみるのも1つの手段です。
当然、返信してこない会社も出てきますが、
諦めずチャレンジしていくことで就職につながると思います。
会社に入って働くと経験することですが、
日本人のように相手の気持ちを読もうとしたりする習慣がありません。
間違ったまま作業を進めてしまわないためにも、
分からないことは常に聞くという習慣も大切です。
自分から聞くことで相手とのコミュニケ―ションも深まってくると思います。
仕事はチームワークなので、
多少の語学の間違いを気にして引っ込み思案にならないことも重要です。
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以上、「ニュージーランドで就職した時の苦労と、今後働く人へのアドバイス」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月10日
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