オーストラリアで就職した時の言葉の苦労。上手く働くためのアドバイス。

オーストラリアで就職したNさんに苦労話とアドバイスをお聞きしました。
オーストラリアで苦労したこと
オーストラリアで半年ほど働きました。
日本食のお惣菜屋さんのようなお店で、
パックに入ったお寿司や、お惣菜を売る仕事です。
オーストラリア人経営のお店でした。
研修期間終了後は一人で店番でした。
大体のお客様の英語はわかったのですが、
たまに全く聞き取れない訛りのお客様がいて、
何度聞き返してもわからず、怒らせることもありました。
また、店員になって始めて知った英語の言い回しなどもたくさんありました。
例えば、actually は日本語訳では、「実は」などと訳されますが、
オーストラリアでは、「んーー、やっぱりこっち」みたいな時の
「やっぱり」という意味で使っていたり、
そういう働くまで知らなかった使い方などには慣れるまでは大変でした。
あとは日本のコンビニのおにぎりの用なパリパリした海苔が使われた巻き寿司に対して
「これは海苔じゃないよ!湿ってるのが海苔でしょ!!まずい」
という、日本ではないようなクレームを言われることもありました。
「これがそもそもの日本の海苔ですけど」と言い合いしました。
また、缶で売っている緑茶に、「砂糖が入ってないじゃないか」と、
予想外の困ったクレームもしばしばありました。
あとは時間に対してオーストラリアはルーズで、
バスが30分以上送れて遅刻することもしばしばありました。
これからオーストラリアで働く人へアドバイス
海外では、日本人の常識が通用しません。
えっ!?と思うようなクレームや無理を言ってくる人も多いです。
日本人だから、断れないだろうと無理を言って来る人もいますし、
意地悪なことを言われたりもします。
どんな時もはっきりとした意志表示が海外では必要ですし、
自分が悪くないときは謝ってはいけないです。
ちょっと自己中ぐらいが海外では丁度いいと思います。(笑)
あとは、ここは海外だからと、割り切って時間にルーズだったりするところや、
適当なところも楽しむことが必要だと思います。
私にとっては、こんな生き方があるんだと、凄く勉強になった経験でした。
オーストラリア人は残業もせず、
就業時間になるとチャイムと同時に帰って飲みに行きます。
プライベートを大事にしていました。
またお客様は、必ず、「こんにちは、元気?」や「今日凄い天気いいねー」など、
気さくに挨拶をしてくれて、商品を購入したら、
「ありがとう。良い1日をね。またね。」と言ってくれたり。
お店を通りがかったら毎日挨拶をしてくれる人がいたり、
目が合ったらハローと言ってくれたり。
日本にはない素敵な文化をたくさん経験することができると思います。
あと、就職活動は求人の募集がなくても、
レジュメ(履歴書)を働きたいところに持って行き、配り歩きました。
日本人なのでもちろん大体は断られますが、
たまに、日本人が欲しいというところもあったり、
丁度募集しようと思ってたよ、みたいなところもあるので、
ここで働きたいと思ったらダメもとでもレジュメを直接持って行くのがいいと思います。
憧れのお店や、職場で働けるかもしれません。
日本人は、細かい丁寧な作業が得意なので、
パティシエや、美容師さんは凄く喜ばれますよ。
海外で働いて生の英語を実感できました。
普通の生活では知れない言い回しも覚えられたし、
ネィティブと沢山会話する機会があったので良い経験になりました。
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以上、「オーストラリアで就職した時の言葉の苦労。上手く働くためのアドバイス」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月10日
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