オーストラリアの大学を卒業して現地就職したCさんの苦労話とアドバイス

オーストラリアで就職したCさんに苦労話とアドバイスをお聞きしました。
苦労してオーストラリアの大学を卒業したが…
海外就職を目指し、授業料や生活費が比較的安かった
オーストラリアの大学に留学し、経営学を学びました。
「オーストラリアの大学を卒業すれば、海外就職も夢じゃない」と、
留学前に通っていた留学センターのカウンセラーの方に言われて
オーストラリア留学を決めたものの、
現地の大学を卒業し、就職活動をしようにも、どの求人広告を見ても
「永住権保持者のみ応募可」
と書かれてありました。
大学を卒業しただけで、永住権を取得できるわけではないので、
就職活動をしようにも、応募もできない状態でした。
しかも、わたしが専攻したのは経営学だったので、
会計士として永住権を申請するにもポイントが足りませんでした。
あのときは、日本の留学カウンセラーを恨みました。
なんのために大金をかけて、オーストラリアまで来たのか、と。
それなら、初めから卒業後に永住権を申請できる学科を専攻したのに。
海外就職をするときには、実務経験も大事だとは思いますが、
ビザが一番のネックになると思います。
日本の企業に就職し、海外出張を目指した方が楽ではないかな、
と今になって思います。
これからオーストラリアで働く人にアドバイス
大学を卒業し、悩みに悩んだわたしは、
永住権取得だけの目的で、美容学校に通い、美容師になることにしました。
美容師は、オーストラリアでは不足している職種らしく、
美容師だと永住権申請できる、とのことでした。
現地にある、日系の旅行会社数社に面接までこぎつけたこともあったのですが、
2社とも言われたことは同じで、
「永住ビザがないので、正社員としては雇えません。
まず日本に帰って、ワーキングホリデービザを取得してから、
また戻ってきてください。そうしたら3か月ほど研修をしてもらって、
それからビジネスビザを提供しようか検討します。」
とのことでした。
現地の大学を苦労して卒業したのに、また日本に舞い戻り、
ワーホリビザに切り替えてまたオーストラリアに戻る、なんて、
わたしとしては考えられない選択しでした。
不本意ではあったものの、美容師として永住権を取得したことで、
現地で就職もできましたし、そこから道も広がってきましたので、
無駄ではなかったと思います。
これから海外就職を目指す方には、
現地で就職活動するには永住権がないとできない、
ということを覚えておいてほしいです。
相当な特殊な技術を持っていたり、
日本で就職してそこから海外派遣、という道ではない限り、
現地での就職は非常に厳しい道だと思います。
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以上、「オーストラリアの大学を卒業して現地就職したCさんの苦労話とアドバイス」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月10日
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