自分に合う転職サイトの選び方

「転職サイトがあり過ぎる・・・」
そんなこれから転職活動を始める人へ選び方を説明します。
まず最初に
転職サイト選びは、賃貸不動産屋選びとほぼ同じです。
アパマンショップやエイブルなど、賃貸住宅の仲人業と似ています。
大手は多くの物件を扱っているけど、中小は少ない。
どんどん大手が強くなり、中小は不動産売買などの利益が大きいところを狙う。
また、中小同士が案件を共有して大手に対抗する。
転職サイト業界もそんなところです。
物件を見て直接オーナーに申し込む方法と、
賃貸不動産屋に相談して、そこから申し込む方法があります。
転職サイトも同じく、転職サイトを通じて申し込むサービスがあります。
それらを次から詳しく説明します。
大まかな種類
次の2種類があります。
1、求人情報型
2、転職エージェント型(人材紹介型)
「求人情報型」はアルバイト情報と同じく、
求人情報を見て自分で直接申し込むタイプです。
転職サイトとしては、求人掲載料にて儲けるスタイル。
「転職エージェント型」は、
コンサルタントが一名付いて、転職のサポートをしてくれます。
大手だと一度面談をして、それからはメールや電話でのサポートになります。
コンサルタントが企業に推薦状を出して応募するので、書類選考は通りやすい。
転職サイトとしては、紹介した人材が採用されると、年収の30%ほどの報酬を得るスタイル。
次は、それぞれの大手転職サイトを紹介します。
求人情報型の大手
次の4つが有名です。
1、リクナビNEXT
2、doda
3、マイナビ転職
4、エン・ジャパン
特にリクナビNEXTは最大手。
とりあえず登録して求人を見てみるのが良いです。
ただ、どれも案件は若手向けが多いです。
求人掲載料も安いため、あまり力を入れていない求人が多い。
365日あるような求人や、月給20万円程度のサービス業系、
そんなところが多く目につきます。
キャリアアップを狙う30代以上であれば、
転職エージェント型を選びましょう。
転職エージェント型の大手
次の4つが有名です。
1、リクルートエージェント
2、JAC Recruitment
3、マイナビエージェント
4、エン エージェント
リクルートエージェントは最大手。
多くの案件をカバーするには外せない存在です。
JACリクルートメントは外資系を専門とする最大手。
外資系を狙う人は外せない。
転職エージェント型は複数のサービスに登録するのが当たり前です。
この二つ以外は何を選ぶか?というのが難しく、
よく検索されているところでもあります。
年収が良い人は、次のハイクラスも狙ってみたい。
ヘッドハンター案件も検索できるので、登録して損はない。
転職エージェントの選び方
得意分野で選びます。
大手は総合的に扱っていますが、
IT案件のみ、と業界に特化したところもあります。
その業界に強く知識もあるため、コンサルタントのサポートも期待ができる。
次のような業界特化型があります。
1、ハイクラス
2、IT
3、エンジニア
4、若者(既卒、フリーター)
5、外資系
6、医療系各種(医師、看護師、薬剤師など)
このあたりはこちらのページでまとめています。
→転職サイト一覧
40代以上でさらにキャリアアップを狙うのであれば、
ハイクラス系の転職エージェントがおすすめです。
サポートの良さで選ぶ
案件よりもコンサルタントの質で評価する人が多い。
「コンサルタントが最悪だった」と利用を止める人も多い。
こればかりは担当者との相性なので、どの転職サイトが良いとは言えないところです。
そのために複数登録するのが普通ともなっています。
どの転職エージェントもコンサルタントの質の良さを売りにしています。
ただ、表面上は何とでも言えるので、使ってみないとわかりません。
今と昔とでは違ってくるので、口コミもあまりあてにはなりません。
知っておきたいのは、人により対応を大きく変えるということです。
年収が高いほど報酬が大きいので、
そして採用されやすい優秀な人ほど手厚くサポートします。
メールが一回切り。そんな場合は「あんたは優先度低」と判断されています。
良くしてくれるかはあなた次第
サポートしても無駄な人は相手にしない。
コンサルタントはノルマがあるため、
どう見ても採用されない人は相手にしません。
ハッキリと対象外とは言いませんが、
「現在のところはご紹介できる案件がありません」と、
やんわり拒否されることが多いようです。
小さな転職エージェントほど効率を重視し、
年収が高く採用されやすい人を選びます。
20代でも真剣に相手にするのはリクルートエージェントなどの大手くらいでしょう。
自分は喜ばれる存在か?
その視点で転職エージェントは選びたい。
態度にもよる
いくら採用されやすい人でも、付き合いたくない人はいます。
「お客様は神様だぞ」みたいな傲慢な人はブラックリスト入りでしょう。
コンサルタントに「どんなことにやりがいを感じるか?」と質問すると、
「キャリアアップを成功させた時」など、
喜びを共感できる人をサポートする時にやりがいを感じるようです。
頼ってくれて、助けてあげる。
そんな関係にならないと、良いサポートは期待できません。
口コミや評判は無視
そんな相手にされなかった人の口コミに価値はありません。
「何にも紹介してくれない」というのは、
それは人材として魅力がなく、相手にする意味が無かったからです。
必然とその人は転職エージェントに悪い評価を付けるでしょう。
それがネットに流れる。鵜呑みにするのは馬鹿らしいものです。
相手も商売。
良い人材を紹介しないと倒産します。
そこをわかった上で、転職エージェントを利用したい。
結論
自分のことを一番魅力的と感じてくれる転職エージェントを選びたい。
20代でろくな経歴も無ければ、紹介するにできないことが多い。
そんな場合は求人情報型のリクナビNEXTなどで、自力で頑張ることになる。
転職エージェントは、最低でも年収300万円を狙う場合に使いたい。
経歴を生かしてキャリアアップや年収アップを狙いたい場合は、
転職エージェントに相談して、企業に推薦してもらうのが良いです。
年収400万円程度ならリクルートエージェントなど大手を。
年収800万円程度であればハイクラス系の転職エージェントを狙いたい。
ビズリーチがハイクラスでは大手です。
ということで、いざ転職サイトの旅へ!
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以上、自分に合う転職サイトの選び方でした。
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この記事の投稿日:2016年03月23日
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