台湾で就職した時の苦労話しと、これから働く人にアドバイス

台湾で就職したAさんに苦労話とアドバイスをお聞きしました。
台湾での苦労話
現地で2年働いていました。
こちらはルーズな人、ルーズではない人とはっきり分かれています。
ルーズな人は時間、仕事、全てにおいて徹底していい加減です。
私は日本人社長の秘書兼通訳でしたが、
時間を約束していても遅れて守らない人も多く、
最初は自分の伝え方が悪かったのか等いろいろ考えすぎては疲れてしまいました。
後から聞くと、「国民性だよ。よくある事だ。」と教えてもらったので、
このような時は早めに1度約束の時間を告げ、
約束の時間に近くなってもう一度、再確認をするようにしましたが、
このような管理までやるのかと思うと時間が無駄にとられてイライラしました。
また結構面倒くさがり屋の人が多い気がします。
「これはこの国で売っているの?」と聞いても「この国には無いよ」という感じで、
日本人のように代わりの似た商品を探してくることもなく報告してきます。
他にも、後て説明するからといって材料を渡し、
しばらくしてここは切らないでね等、説明しに行くと、もう切ってしまいました。
のように結構せっかちな人もいて苦労しました。
日本人社長は台湾人は基本的に怒られるのが苦手な国民性だという事を
知っていたので怒らず伝えるのに苦労していたようです。
台湾で就職する人にアドバイス
とにかく郷に入っては郷に従えです。
ある時日本から来た上司が日本食レストランに行って、
不味いから店長に文句を言っていましたが、その時少し疑問に感じました。
こちらでは現地の人向けに味を改良しているので、
それが日本食の味だろうかどうかは関係ないのです。
現地の人が好きな味ならそれでいいのです。
無理に日本流を押し付けてはだめだと今感じます。
仕事でも同じで7割ぐらいは現地のルールを取り入れ、
3割ぐらいは日本のルールを入れていくというようにすると、
相手も警戒せずに仕事を勧めてくれます。
また、もともと自分たちのやり方をベースでやっているので、
間違えることも少ないです。
仕事で一番大事なのは人間関係だと思います。
どこでも同じだと思いますが信頼している人にはとことん尽くします。
私自身、初めの一歩は笑顔を忘れない事に尽きると思います。
そうすることで本音をききだすことができ、
雰囲気も良くなり協力してくれるようになります。
また自分の言語能力を過信せず絵で示したり、
実際やってみせたりすることも大事だと思います。
全て勝手が違います。
すぐ諦めずに根気よく自分のやり方を見つけられるよう頑張ってください。
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以上、「台湾で就職した時の苦労話しと、これから働く人にアドバイス」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月10日
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