ケアマネジャー(30代パート)の仕事を辞めた理由を語る

Mさん(ケアマネジャー・30代・パート)
辞める理由(本音)
常勤の業務量がMAX状態で、
少しでも早くパート職員を増やしたかっ先方の状況もあり、
こちらの条件(勤務時間をフレキシブルに動くことや担当件数にノルマを設けない)を
好意的に受け入れてくださったことで、
それなら無理なく扶養の範囲内で働けるかなと考え、パート職員になりました。
あと、知人からの紹介という点もあります。
しかし実際には、フレキシブルに動くことを容認する代わりに、
社用携帯を持つことを義務付けられ、
勤務時間外でも事業所からの連絡回数が増えていきました。
勤務外でも会社に顔を出さないといけないような状況も多々あり、
オンとオフの切り替えができない、取れない状況となりました。
結局は担当件数を増やしてほしいとプレッシャーをかけられ、
精神面の不満が徐々に増大していきました。
上司に伝えた辞める理由(建て前)
人手が足りず、結局また辞められては困るので、
泣きつかれる状況も想定できましたが、お世話になった点も事実。
私なりに今の事業所の現状を理解し、次のような話しをしました。
「できる限り仕事を続けていきたいという気持ちはあるのだが、
夫から今の現状はおかしいと、仕事への理解が難しくなってきた。
勤務時間も増えていき、時間外に動くことも扶養の範囲に影響し、
そこも夫の働き方の意向と違ってきている。」
あくまで辞める理由の主軸が自分ではなく、
家族の意向を全面に出すような形で上司に話をしていきました。
今だから言えること(反省・後悔など)
時間外の業務連絡については、
どうしてもやむを得ない状況以外には、
職員間で対応するようなシステムを作れば負担は軽減できたと思う。
小さな家族経営の事業所だからお互いの甘えもあり(自論)、
しっかりとした体制が確立できてなかったこともあると思う。
職種柄、辞めることは自分の担当利用者家族へ迷惑をかけることになるので、
辞めるための説明を利用者・家族だけでなく、
関連事業所の担当者へも説明していくことが必要です。
あと現実は同僚もいっぱいいっぱいな中、
引継ぎをしていかないといけない状況に大変苦労しました。
人手不足が慢性的に深刻な介護医療の世界では、
「入るは安し、辞めるは難し」で、
辞めることにもおおきなエネルギーがいることを改めて実感しました。
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以上、「仕事を辞める理由の本音と建て前(ケアマネジャー・30代・パート)」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月11日
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