運輸業(30代契約社員)の仕事を辞めた理由を語る

Yさん(運輸業・30代・契約社員)
辞める理由(本音)
最初に勤めた会社が倒産してしまい、
その後、運輸業の会社に非正規職員(アルバイト)として入社しました。
数年後、契約社員という身分になりました。
非正規の頃からそうでしたが、正規社員とやっている仕事は同じなのに、
給与・待遇には大きな開きがありました。
中途採用なので仕方ないと我慢していましたが、
休日にも当たり前のように仕事の電話がかかってくる(正規社員にはしない)、
新入社員の教育係を命じられる、営業ノルマは増える、
正規社員よりも作業量が多い、どちらが正規社員なのか?という状態でした。
正規社員になれる確率は低かったため退職しました。
上司に伝えた辞める理由(建て前)
実家が自営業であり、
父も高齢のため、そちらを継ぐと話して辞めました。
そのために資格の勉強もしたい、
会社に勤めながらだと(長時間のサービス残業が当たり前だったので)時間的にも厳しいとも話しました。
仕事は好きでしたし、数年勤めたので愛着もあり、
非常に心苦しく残念ですが、実家の跡継ぎが自分しかおらず、
家族もそれを望んでいるので辞めさせて頂きたいと話しました。
重度のものではなかったのですが、
慢性的にヘルニアも患っていたので、身体的にも今の仕事は厳しいとも話しました。
今だから言えること(反省・後悔など)
なかなか辞めさせてもらえず、
希望より1ヶ月ほど長く勤務することになってしまいました。
その間、同僚には続けるようにとしつこく説得されました。
上司からも勤務後に何度も呼び出され、そのたび長々と説得され煩わしかったです。
最後には「正規社員にするから残ってほしい」とまで言われ、
ありがたかったのですが、大きな組織だったため必ずしも信用できず、
正直もう「正規社員」にも魅力を感じなくなっていました。
労働基準法的には希望退職時期を無理に遅らせる所以はないので、
直ぐにでも辞めれば良かったとも思います。
今振り返れば、あのまま続けて(時間はかかっても)安定した正規社員になるのも一つの選択でしたが、
正規と非正規の差など、会社の体質に対する疑問は拭えなかったため、後悔はありません。
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以上、「仕事を辞める理由の本音と建て前(運輸業・30代・契約社員)」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月14日
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