通信業界の営業(30代正社員)の仕事を辞めた理由を語る

Nさん(通信業界の営業・30代・正社員)
辞める理由(本音)
・家庭の事情(親の面倒を見る必要が出てきた)
・会社の高齢者使い捨て 元々がベンチャー企業だったため会社が若く、社員も若かった。
しかし創業して20年以上経つと、
当時若かった社員も50歳を超えるようになり、
そこそこの役職にも就いていたがある日を境に一般社員に降格(いわゆる役職定年)。
それはそれでほかの企業もあることだがとにかく扱いがひどく、退職する方が急増。
自分もあと数年したらこうなるのかな?と思ったら
まだ動けるうちに動いていたほうがよいのかと思った。
・転勤が多く生活が安定しない。
これからも転勤が続き、単身赴任が続くのかと思うとうんざりした。
・年齢を重ねるにつれて自分自身も地元に戻りたい意思が強くなった。
上司に伝えた辞める理由(建て前)
親の面倒を見る必要が出てきたためと説明。
実際に5年前に母親が他界し、父親のみとなった。
父親も現役で健康ならよかったのだが
父親自身も6年前に病気で倒れため通院をしているような状態だった。
私が地元にいるときはそれなりに父親の面倒を見れたが
転勤を言い渡され単身赴任することになった。
単身赴任中も会社になんとかしてもらえないかと相談をしたが、
昇進面での不待遇などを理由に前向きに検討いただけることは無かった。
平行して妻を地元に残し単身赴任をしてやりくりをしていたが、
色々なところで歪みが出来始め転職を考えるようになった。
今だから言えること(反省・後悔など)
年齢的に39歳で転職に至ったため再就職に苦労した。
幸い比較的早くに見つかったが選択肢は少なく、
自分が本当にやりたかった仕事に就けたかどうかがいまだに疑問符である。
以前より前職について不満があり早い段階で動いておいてもよかったのかと思う。
もっと真剣に自分の人生や親の人生を考えて就職というものはすべきだと20代の自分に言いたい。
人生は何度でもやり直しが利くと言いますが、
年齢だけは元に戻すことが出来ないので後を向かずに前を向いて、
20年後にはあの時の選択は正しかったと思えるように頑張っていきたいと思う。
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以上、「仕事を辞める理由の本音と建て前(通信業界の営業・30代・正社員)」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月14日
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