事務用品の営業(20代正社員)の仕事を辞めた理由を語る

Kさん(事務用品の営業・20代・正社員)
辞める理由(本音)
昨今とても多くの話題となっているブラック企業ですが、
私の働く職場はそのブラック企業に限りなく近い会社でした。
面接時点では隔週土曜日出社ということが募集要項の欄に記載されていましたが、
蓋を開けると休日出社は当たり前といった、全くの別物だったんですね。
酷いときは2週間連続勤務で14連勤が発生しておりました。
有休は無論取得など出来ず、振替休日といった形で
とにかく低賃金でこき使われる会社に嫌気が差していました。
忍耐は強い方ではあるので頑張って耐えておりましたが、私も人間なので限界もあります。
ストレス過多と疲労による入退院を繰り返すようになったんですね。
そこで、退院時に上司からまず、
「こんな人手が足りない時に困ったことをしてくれるな」と言われたのです。
そして、誰もフォローしてくれません。
代わりの駒ならいくらでもあるといった
その会社の姿勢に限界が来て私は退職を決意したのです。
上司に伝えた辞める理由(建て前)
本当は、こんなにボロボロになるまでこき使って
お前たちは人でなしだと言ってやりたかったぐらいですが、
私は成人して何年も社会人経験を積んだ大人です。
勿論ですが、正反対の事を申し出ましたよ。
退職の旨を上司(部長)に話し、その後に社長室に呼ばれたのですが、
そこは社長と上司、私の三者面談のような形の場でした。
「退職事由ですが、ご覧のように入退院を繰り返し、
部長や先輩社員、そして事務員に至るまで私は皆に多大な迷惑をかけてしまいました。
体の健康というよりはメンタル面での打たれ弱さが招いた結果であり、
私はもう少し自身の成長をしなければ今のこの当社で真に貢献できる人間ではないと悟ってしまったんです。
そのため、申し訳ありませんが退職させてください。」
そう伝えたんです。
そして、社長からは君がそこまでの決心があるなら無理には止めない。
といった形で終止符が打たれました。
今だから言えること(反省・後悔など)
私は血液型における性格の特性は全く信じない方ではありますが、
退職した後は少し考える時がありました。
たまに私の周囲で血液型の話となった際に、我慢してため込むのが何型、
と話題になっていたのですが、私はまさにそうでした。
ストレスを溜めこみ、愚痴をこぼさなかったんです。
それにも理由がありました。
私は過去に、恋愛をした女性に愚痴をこぼして嫌われた過去があったんですね。
それからはもう誰にも愚痴など言うものかと頑なに頑固なタイプになってしまい、
うまくストレス発散が出来なかったんです。
同い年や年の近い先輩などともっと交流を持ち、
愚痴を聞いてもらったり、或いは聞いたりと、前に踏み込む必要がありました。
そうすれば、上司にも意見具申をしたり立ち向かったり出来たのかもしれません。
喧嘩というと聞こえは悪いですが、
男同士だからそこから良い解決法が見いだせたかと思うと、そこだけ気がかりでしたね。
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以上、「仕事を辞める理由の本音と建て前(事務用品の営業・20代・正社員)」でした。
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この記事の投稿日:2016年03月16日
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